Paraviは一つの契約で複数の視聴者(プロフィール)を追加できる数少ない動画配信サービスです。
プロフィール機能を使えば、視聴履歴やお気に入り機能を利用者毎に分けることができるため、非常に便利に使えます。
さらに、お子様のための視聴制限・年齢制限も行うことができます。このページではプロフィール機能と、視聴制限についてを解説します。視聴制限についてはいくつか注意点があるので合わせてご確認ください。
Paraviのプロフィール機能でできること
Paraviのプロフィール機能を使うと、下記のようなことができるようになります。
- 家族がそれぞれ自分のプロフィールを使って作品を見ることができる(ただし同時視聴はできない)
- 自分用の視聴履歴・お気に入りリストを使うことができる
- 子供に年齢制限のある作品を見せないようにすることができる(視聴制限)
- プロフィールの切り替え時にパスワードを設定しておくことができる
複数のユーザーで使用する機能のある動画配信サービスは、U-NEXT・Hulu・Netflixがあります。
これらの中でもParaviのプロフィール機能は最も使い勝手が良くなっています。
Paravi | U-NEXT | Hulu | Netflix | |
作成可能数 | 7 | 4 | 6 | 2または4 |
視聴履歴やお気に入りの個別管理 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
切り替え時のパスワード制限 | 〇 | 〇 | × | × |
年齢制限・視聴制限 | 〇 | △ | 〇 | 〇 |
購入制限 | × | 〇 | 不要 | 不要 |
プロフィールの作成
プロフィールの作成はPC空のみ行えます。
右上にあるプロフィール名をポイントし、メニューから<プロフィールの管理>をクリック
<プロフィールを追加する>をクリック
必須になる情報を入力して<保存>ボタンを押す
※生年月日は適当でも良い
プロフィールに視聴制限を加える
作成した直後のプロフィールはすべての作品が見れるような状態になっています。
お子様がお使いになるプロフィールなどで、年齢制限のある作品が出てこないようにするには以下の設定を行います。
プロフィールの管理画面を開き、ドロップダウンから選択して制限をかけるレベルを設定してください。
(R18+)成人向けコンテンツ | 大人向けのコンテンツ |
---|---|
(R15+)15歳以上が対象のコンテンツ | 15歳以下が見ると不適切だと判断される表現が含まれるコンテンツ |
(PG12)12歳以上が対象のコンテンツ | 鑑賞時に保護者が同伴しないといけないような作品を除外します。 |
R指定は、Restricted(視聴制限)の意味です。PGはParental Guidanceの略で大人が同伴して観るべきという作品です。
プロフィールに暗証番号(パスワード)を設定する
デフォルトでは各プロフィールに暗証番号(パスワード)は設定されていません。
暗証番号を設定されていないプロフィールは自由に切り替えが可能です。
暗証番号を設定すると、他のプロフィールから切替の際に暗証番号(パスコード)の入力が求められます。
暗証番号を忘れてしまうと切替ができなくなってしまうため、暗証番号の登録にはメールアドレスが必須です(リセット用)。
各プロフィール使用者が暗証番号を設定すると、支払いプロフィール(最初のプロフィール)でも暗証番号の入力が求められます。
暗証番号付きのアカウントには鍵マークがつきます。
パスワードを忘れてしまった時は、暗証番号を忘れた方、から再設定用のメールを送ることができます。
終わりに
最後に、Paraviのプロフィール機能・視聴制限機能を再度まとめておきます。
- Paraviのプロフィール機能は7つまで作成可能。各プロフィール毎にお気に入りや視聴履歴を管理できて便利。
- プロフィールを分けられる動画配信サービスは多くない(大半のVODは一人占有で利用する前提だが、Paraviは家族で使える)
- プロフィールは契約直後は1つしかなく、追加していく必要がある
- 追加されたプロフィールは初期状態では制限が何もかかっておらず、切り替えることもできる
- 子供用のプロフィールを作るには、R指定作品を見れないように設定し、親が使うプロフィールに切り替えれないようにパスコードを設定する必要がある
視聴プロフィールの機能は、大きく二つの機能にわけられます。
- 複数のユーザーが使いやすくするための「利便性向上」機能
- お子様から有害な作品を制限する「安全性向上」機能
Paraviの視聴制限機能はプロフィール機能を利用し、上記の両方を満たすことができるようになっています。
HuluやNetflixではキッズプロフィールを設定しても、パスワード無しで簡単に別のプロフィールに切り替えができてしまったりするので、どちらかといえば利便性向上の方に力がそそがれています。
動画作品は子供だけで見せるのではなく、親が付き添って一緒に見る、というのであれば確かに不要かもしれません。
Paraviの視聴制限機能は、初期設定は利便性向上のほうになっており、パスコードの設定もしてなければR指定作品の年齢制限もなしの状態になっています。
子供のために安全性向上を実現するにはしっかり設定しないと、何でも観れる状態のプロフィールを渡してしまうことになるので注意が必要です。