ParaviはU-NEXTに統合されました。
Paravi(パラビ)は国内ドラマのラインナップが豊富なことが特徴の動画配信サービスです。
国内ドラマは老若男女問わず人気ですので家族で楽しみたいですよね。
同じ作品をリビングのテレビで見るもよし、趣味趣向に合わせて各々見るもよし・・といいたいところですが、そもそも同時に視聴できるのでしょうか?
本題に入る前に結論を言えば、同時視聴は不可なのです。回避方法などもありますのでそのあたりも本記事では紹介いたします。
Paraviの同時視聴は1台のみ、複数の動画再生はできない
Paraviは視聴数の管理がしっかりされているため、1つのアカウントで同時に視聴できるのは1台までとなっています(ログイン可能な台数は5台となっています)。
実はそもそも同時視聴できるサービスは3つしかありません。
- U-NEXT(最大4台)
- Netflix(最大4台)
- Amazonプライムビデオ(3台まで)
Amazonだけは破格ですが、それ以外は同時視聴できるようになっている分、月額費用が2000円程度かかります。
高い分、サービスも充実しているという感じですね。
どうしても同時視聴が必要で、Paravi並みにドラマも充実しているサービスを利用したい場合はU-NEXTを利用されることをお勧めします。
そうはいっても毎月2000円を超える料金を支払い続けるのは厳しいですよね。
Paraviくらいの料金でうまくやっていく方法を紹介します。
ダウンロードした作品は同時視聴のカウント対象外
Paraviにはダウンロード機能があり、スマホやタブレットでアプリを使って作品をダウンロードし、視聴できます。
同時視聴ができないのはストリーミング配信のみです。
これは、通信が常時発生していると、Paravi自体のネット回線が足りなくなるからでしょうね。
逆に言えばダウンロード済みのコンテンツであれば、ストリーミング再生中でも同時視聴が可能になります。
ただし、ダウンロードが使えるのは2台まで。
そのため、ストリーミング1台+ダウンロード2台の合計3台が同時視聴できる最大数となります。
ダウンロードと併用する場合、もちろんダウンロードが完了するまでは再生できません。
また、テレビなどのアプリはダウンロードに対応しておらず、スマホかタブレットでしかダウンロードはできません。
このような制限はあるものの、家族で食事中に裏でダウンロードをしておき、食後はリビングでストリーミング、自室でダウンロードしたコンテンツの再生といった使い方は可能です。
ダウンロード済みのコンテンツの視聴メリットとして、動画の再生品質が安定するというおまけもあります。
自宅で同時視聴は実は現実的ではない
仮に複数台でストリーミング再生が可能なU-NEXTやNetflixを契約したとしても、実はあまり現実的な選択肢にはなりません。
というのも、自宅の回線の速度が足りないためです。
自宅のネットの接続速度は50Mbps以下になっている場合が多いのです。
特にマンションなど集合住宅にお住まいの場合は顕著で、実行速度が30Mbps以下になることも少なくありません。
ネット回線の速度は1Gbpsなどとうたわれることが多いですが、実際の「実効」速度はベストエフォート型サービスであるため1/20以下くらいになることもザラにあるのです。
実際私はU-NEXTを使っていますが、リビングで妻がドラマを観ているときに自室で映画を視聴しようとしていたところ、読み込み中が頻繁に出、画質も通信速度に合わせて低下したためあきらめました(ソフトバンク光マンションタイプを使用)
動画配信サービスを快適に利用するには1台につき、25Mbps以上必要になりますが、複数台で視聴すると不安定になることもかなり多いのです。
仮にインターネット側の速度がそこそこ出ていたとしても、家庭内LANのWi-Fi強度が不十分になることもあります。ほとんどの場合、無線でネットに接続しますよね。家の中でもWi-Fiが届きにくいところがあったりするので、100%速度を活かせるわけではありません。
そう考えると、下手に同時視聴できるサービスにするよりも、ダウンロード再生は同時視聴にカウントされないParaviを使う方が現実的な選択肢になります。
まとめ:Paraviでの同時視聴は工夫して使えば3台まで可
- Paraviは同時視聴は1台までしかできない
- 同時視聴ができるのはU-NEXT・Netflix・Amazonのみで、月額2000円を超える(Amazon以外)
- Paraviではダウンロード再生は同時視聴にカウントされない
- 同時視聴はそもそも現実的な方法ではなく、ダウンロード再生を組み合わせるのがベスト