
Huluのレンタルって他社と比べて期間は長い?短い?

うさんくさいところより使っているHuluでレンタルしようと思っているけれど、他社と比べて損したりしない?
Huluのレンタル機能については後発なため、色々不明な点が多いと思います。
この記事ではHuluのレンタルに関する基本的な解説から他社と比べてお得に利用できるのかどうか、といったところまで幅広く解説します。
結論として、Huluのレンタル機能はごく平均的であり、他社でレンタルするつもりをしているならHuluでレンタルしても全く損はしません!
使うかどうか迷われている方も、本記事を読めば使っても問題がないということがわかります。
Huluで見放題でなくレンタルになる理由
まずは全体で約14万本も見放題の作品があるのになぜレンタル作品を取り扱っているのか、という疑問にお答えします。
新作は業界全体でレンタル扱いになることが多い
そもそも、動画配信業界は、新作や準新作はレンタル扱いで配給することが多いです。
というのは、動画配信サービスが新作もバンバン見放題で配信してしまうと、映画での上映やブルーレイなどのパッケージ販売などが使われなくなってしまうからです。
著作物を誰に課金して製作費を回収するか、という裏事情があり、新作はレンタル指定されるケースがほとんどです。
この場合、Huluに限らず他の動画配信サービスでもレンタル扱いになります。
新作でなくても配給元がレンタル扱いにする作品がある
新作以外にも、著作権がらみや制作元の方針で見放題化しない作品も多々あります。
こういった作品もHuluに限らずどこでもレンタルとして扱われます。
他社が独占配信しているケース
動画配信サービスでは、独占配信契約を取り付ける場合というのが少なくありません。
既に一定の知名度があり、配信するだけで一定の新規ユーザー獲得が見込めるような作品は独占契約されて他社に奪われないようにする戦略がとられます。
- 他社を締め出す場合
- 自社以外をレンタル扱いにする場合
の2パターンがあり、Huluが他社にあたる作品についてはレンタル扱いとなることがあります。
Huluは新作もレンタルで楽しめる動画配信サービス
大前提として、Huluはレンタル作品に対応しており、追加でレンタル費用を支払えばその作品を視聴することは可能です。
動画配信サービスの中には完全見放題にするために、一切レンタル作品を扱わない場合がありますが、その場合、選択肢すらない、という状況になるのでレンタル作品を扱っている方がユーザーの選択肢が広がります。
元々Huluは全作品見放題の動画配信サービスだった
とはいえ、Huluはもともと全作品が見放題の動画配信サービスでした。
どれだけ見ても、どんな操作方法をしても月額料金以上に課金されることはないという安心感から、爆発的な人気を博し、一気にユーザーが増えました。
Huluストアが2020年から開始されレンタル作品も取り扱いを開始
しかし一方で、レンタル作品を取り扱わないということは、話題の新作は他社よりもかなり後にならないと配信することができないことを意味します。
同時に、新作は課金してでも観たい、というニーズも多く、客単価を上げるには重要な施策ということもあって、2020年6月から「Huluストア」という名称でレンタル作品も取り扱いが開始されました。
現在はメニューに統合されあまり「ストア」は意識しなくなった
当初は見放題ユーザーに配慮し、かなり「別サイト」感があったのですが、現在はメニュー内に統合され、シームレスにレンタル作品の一覧を表示することができるようになっています。
また、「Huluストア」という名称もサイト内ではほとんど使用されなくなっています。
レンタル作品は都度追加で課金される
レンタル作品は月々の利用プランとは別に、都度課金されます。
逆に言えば、月々の見放題プランには加入せず、レンタル作品だけ利用するといった使い方も可能になりました。
レンタル作品を扱っている他社サービスでもこの形式をとることが多く、解約(サービスの利用をやめる)と退会(Huluの登録を削除する)が別という仕組みになっています。
Huluのレンタル期間は他社と同等
Huluのレンタルのサービス内容としては、基本的に他社と見劣りするものではありません。
逆に言えば、他社とほぼ同等と考えて構わない内容になっています。
まずはレンタルできる期間について詳しく見ていきます。
30日以内に視聴開始し、見始めたら48~72時間以内に観る条件が多い
Huluでのレンタル期間は、概ねどの作品も、レンタル開始から30日間の間に視聴を開始し、視聴を開始したら48時間以内に視聴を終了してください、というものが多いです。
中には72時間や96時間といった具合に24時間刻みで期間が長いものもあります。
基本的にレンタル期間は作品によって異なります(ただし、大半は48時間)。
これは他社と比べてもほぼ同じようになっており、おそらく配給元からの指定になっているのではと思われます。
ドラマやアニメではセット購入でやや期間が長くなる場合も
ドラマやアニメでは、レンタル作品は1話ずつレンタルしていくことが可能です。
ただ、こういった「続き物」は全話観たいというのがほとんどですよね。
その場合、セット購入が用意されており、「全話セット」になると、48時間でなく14日間とか、結構長めの期間借りておくことができるようになる作品が多いです。
実は他社ではセット購入ができず、1話ずつしか借りれない場合があるので、そういう意味ではHuluはお得です。
Huluのレンタル費用も他社と同等
続いて、レンタルにかかる費用についても解説します。
こちらも結論、他社と全く同額の作品がほとんど、です。
作品によってレンタル費用はバラバラ
そもそもレンタルにかかる費用は作品によってバラバラです。
たとえばアニメであれば、1話220円の作品もあれば、275円の作品もあります。
これらの費用は他社を比較してみても同額で、こちらも配給元から指定されているのではないかと思われます。
セット購入するとやや割安になる
続き物をセット購入すると、1割~2割引きくらいのレンタル費用になります。
面白くなくなったら途中で切る、という見方をするのか、第二期みたいに確実に全話観ると思うかによってレンタルの仕方を変えることができるので便利ですね。
配信作品は購入も可能
ライブ配信などはレンタルではなく、購入の形になり、オンラインで鑑賞するためのチケットが販売されています。
日時が指定されているので選択して購入する形が大半です。こちらも他社サービスと基本的には同じですね。
Huluでレンタル作品を見るには?
レンタル・購入した作品は専用メニューが用意されている
Huluは約14万本も配信されているため、レンタルした作品への行き方を忘れると探すのが大変です。
そこで、レンタル・購入した作品は専用メニューが用意されており、そこから簡単にアクセスできるようになっています。
レンタル・購入した作品も家族で楽しめる
レンタルはプロフィール単位で行われるのではなく、アカウント単位で行うため、購入したプロフィール以外の視聴プロフィールでも楽しむことが可能です。
注意点:Huluのレンタル作品は同時視聴に対応していない
Huluのレンタル機能を利用する上で、一つだけ注意点があるとすれば、同一作品の同時視聴には対応していません。
見放題作品であれば、同一作品でも2台までは同時に再生可能ですが、レンタル作品については権利上の問題からか、複数端末での同時再生には対応していないので注意してください。
まとめ:Huluのレンタル作品は他社と同等、観たい作品は追加課金が必要
本記事のまとめです。
- Huluは新作にもレンタルで対応している動画配信サービス(選択肢がある)
- レンタル作品は都度課金され、見放題のプランとは別に追加課金される
- Huluだけレンタルという作品は基本ない(特定の1社が独占契約で見放題化している場合はある)
- 他社サービスと視聴期間は基本同一
- 他社サービスとレンタル費用も基本同一
- レンタル品は同一作品の同時視聴には対応していないので注意
観に行けなかった映画が見放題になるまでには1年以上かかってしまいます。
待てるならいいのですが、動画配信サービスで配信されたらレンタルで視聴してしまうのが良いのではないでしょうか。
その際、きちんと選択肢が用意されているHuluなら他のサービスを使わなくてもいいので便利ですね。