同時視聴を許可しているVOD
当サイトで紹介しているサービスで、「同一タイミング」で「複数のデバイスから」視聴できる、「同時視聴」ができるサービスはU-NEXT・Netflix(スタンダード以上)・Amazonプライムビデオ・ビデオマーケット・ディズニープラス・ABRMAプレミアムがあります。
同時視聴が可能になると、利用者が複数になっても1つの契約で済ませることが可能になるのでお得です。
同時視聴数はテレビで言うところの同時に視聴できる「チャンネル数」とお考え下さい。同時視聴数が1つしかないと、一人が使っていると他の人は見れませんので「チャンネル争い」が発生することになります。
サービス | 月額料金 | 同時視聴数 | 一人あたり |
---|---|---|---|
U-NEXT | 2,189円 | 4 | 548円 |
Netflix (スタンダード) | 1,490円 | 2 | 660円 |
Netflix (プレミアム) | 1,980円 | 4 | 495円 |
Amazonプライム・ビデオ | 500円 | 3 | 167円 |
ビデオマーケット | 550円~ | 無制限 | ー |
ディズニープラス | 990円 | 4 | 193円 |
ABEMA | 960円 | 2 | 528円 |
同時に視聴はできないが、複数名での利用を想定しているサービスもある
同時に視聴できる数とは別に、視聴履歴やマイリストの単位として、プロフィール数というものがあります。
同時視聴数 | 同じ時間に、同時に別々の作品を視聴できる数(チャンネル数) |
---|---|
プロフィール数 | 履歴管理やマイリスト(ブックマーク)を管理する数(利用人数) |
プロフィール数もほとんどのサービスでは1つですが、サービスによって数が異なります。
サービス | 同時視聴数 | プロフィール数 |
---|---|---|
U-NEXT | 4 | 4 |
Netflix (スタンダード) | 2 | 2 |
Netflix (プレミアム) | 4 | 4 |
Amazonプライム・ビデオ | 3 | 6 |
Hulu | 1 | 6 |
Huluは複数のプロフィールを作成することができるので、プロフィール数分の利用者を1つの契約で行えますが、同時に視聴できるのは1人までとなっています。
これはつまり、同時に楽しみたくなったらアカウントを追加してくださいということです。
一方でやや特殊なのがAmazonで、同時視聴数は3ですが、プロフィール数が1つのままです。
言い換えれば、利用人数の想定は1名または1ファミリーとしている、ということです。3人の利用者が個々人で好きに使うのではなく、一緒に使うか、一人の人がダウンロードをしながら再生もする、といった使い方を想定したものと思われます。
1つのプロフィールを複数の人で使うと不便になること
プロフィールは主に視聴履歴とマイリスト(ブックマーク)に影響します。これが一つしかないと、例えば下記のような不便さが出てきます。
- 20話あるドラマの視聴をしていて途中話まで見ていたが、帰宅後再開しようとすると家族が先を見ていて飛ばしてどこまで見てたかわからなくなった
- 自分の好きな動画をブックマークしていたが、次に見たときに見覚えのないブックマークが大量に紛れ込んでおり使い物にならなくなった(他の人がブックマークした)。
視聴プロフィールが分かれているとその人専用の状態になりますので、上記のような不都合が出ず、快適に利用できます。
同時視聴の機能は動画配信サービス毎に異なる
U-NEXTの同時視聴機能はアカウント数で管理

U-NEXTはログインアカウントを物理的に分けることによって同時接続を可能にしています。
一つの契約に対して、親アカウント+子アカウントが3つまで作成できますので合計4アカウント(4人分)同時に視聴が可能です。
「アカウント」という単位になるため、子アカウントを作成するにはメールアドレスとパスワードが必要になります。
ログイン後はアカウント間で視聴履歴やマイリストは共有されません。
ただし、アカウントの切り替えは可能なので、完全に独立しているわけではない点に注意が必要です(見ようと思えば見れる)
子アカウントから親アカウントへ切り替える場合はセキュリティコード(4桁の数字)が必要です。
規約上は、子アカウントに設定できるのは同居家族に限られます。友人や同居していない家族とは基本的にシェアしてはいけない決まりです。
Netflixの同時視聴機能はプロフィール数で管理
Netflixはベーシック・スタンダード・プレミアムの3つのプランがありますが、同時視聴が可能なのはスタンダードプラン以上になっています。
スタンダードなら2台まで、プレミアムなら4台まで同時に視聴可となります。
一つのプロフィールを使って2台で同時視聴といった接続はできません。
U-NEXTと異なり、こちらは同居していない家族やご友人とシェアしても構わないことになっています。
Amazonプライムビデオの同時視聴機能はデバイスで管理
Amazonプライム・ビデオも同時視聴が可能で、単純に同時視聴可能なデバイス数が3台となっています。
以前までは視聴履歴やブックマークを管理するプロフィールが1つしか持てなかったため、他の人が使用するとレコメンドなどに自分の興味のない作品が出てきたり、マイリストの中身がぐちゃぐちゃになってしまう問題がありましたが、プロフィール機能に対応したため最大6人まで快適に利用できるようになりました。
Amazonプライム・ビデオの同時視聴機能についてもっと詳しく
視聴しながらダウンロードは可能

ほとんどの場合、「視聴」さえしていなければ、サービスサイトにログインして検索をしたり、作品をダウンロードをすることが可能です。
見逃し配信のドラマを見ながら、別の作品をスマホでダウンロードしておくという使い方が可能です。
自宅で同時視聴する場合は回線速度に注意が必要

自宅で同時視聴をする場合は、自宅のネット回線に気を付ける必要があります。
例えばリビングのテレビで家族が映画を見ていて、自分は自室でタブレットでアニメを見る、といった場合、同時視聴を行うと、動画をダウンロードする端末が複数になります。
動画は容量が大きいため、複数で動画をダウンロードすると回線が遅くなりがちです。
原因はWi-Fiの電波強度や、ルーターの処理速度、ドアや壁の多さ・階の違いなど様々ですが、複数名で同時に利用できるようにするには快適に利用できるか正式契約前に確認しておくべきです。
各社とも無料お試し期間がありますので、その間に自宅で同時接続をしてみて自宅のネットワークの速度が十分かも合わせて確認してください。
動画配信サービスの同時視聴についてのまとめ
- 同時視聴が可能なのはU-NEXT・Netflix・Amazonプライム・ビデオのみ。
- 一人当たりに換算すると500円前後になるためほとんど差がない
- 同時視聴が必要なければマルチプロフィール機能のあるHuluも使いやすい
- Amazonプライム・ビデオは視聴履歴・マイリストが1つしかないので注意が必要
- 自宅で同時視聴機能を利用する場合は事前に回線速度などをテストをしておくべき