現在有料放送やレンタルビデオ店を利用されている方向けに、動画配信サービスに切り替えるメリットやデメリットをまとめました。
スカパーから動画配信サービスへの乗り換え
スカパーは「スカパーJSAT株式会社」が運営している有料多チャンネル放送です。
トータル60chほどある中から見たいチャンネルを選び、視聴するスタイルです。
地上波のテレビ放送と異なる帯域の電波を受信する専用アンテナを設置するか、光回線でネット経由で視聴するかのどちらかになります。
料金プラン
基本プラン | 3,960円+429円(基本料)=4,389円(込) | 50ch見放題 |
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セレクト10 | 2,860円+429円(基本料)=3,289円(込) | 10ch見放題 |
セレクト5 | 1,980円+429円(基本料)=2,409円(込) | 5ch見放題 |
プレミアムパック | 4,169円+429円(基本料)=4,598円(込) | 62ch見放題 |
プレミアム15 | 3,436円+429円(基本料)=3,865円(込) | 15ch見放題 |
動画配信サービスに乗り換えるデメリット
- 録画ができなくなる。
- 独占放送やライブ放送が視聴できなくなる
有料放送の特徴として、地上波のテレビ番組同様に録画することができることです。
これは動画配信サービスにはないメリットです。
ただし、動画配信サービスは該当作品が配信されている間はいつでも見ることができるため、よほどマイナーな作品が一夜限り放送される、というものでない限りデメリットになることは少ないように思います。
スポーツ観戦をはじめ、独占放送やライブ放送が充実していることもメリットですが、最近では動画配信サービスもリニア配信をはじめとしたライブに力を入れてきていることもあり、徐々にその差は埋まりつつあります。
どうしてもいち早く観たいものがある場合は乗り換えのメリットは薄れるので注意が必要です。
動画配信サービスに乗り換えるメリット
- 料金が安くなる
- 放送時間に合わせる必要がない、見たいときに見たい作品を見ることができる
- 早送りなどで見たいように見れる
まず何と言っても料金が圧倒的に安くなる点です。
スカパー!は単体チャンネルでも契約可能ですが、1chあたり、安いものでも700円ほどかかります。基本料金は必ずかかりますので、最小の契約でも1200円ほどかかることになります。
当然契約しているチャンネル以外の動画は見ることができないので、パックプランを申し込む方がお得です。パックプランはどれも2000円以上かかります。
動画配信サービスは最安408円から始めることができ、視聴可能数もスカパー!よりはるかに多くの配信があります。
また、番組表によって縛られるため、見たい作品の放送スケジュールを常にチェックしないといけなくなりますし、外出している時間に放送されるものは録画予約が必要になるため非常に効率が悪くなります。
WOWOWから動画配信サービスへの乗り換え
WOWOW(ワウワウ)は株式会社WOWOWが運営しているBSの有料放送です。WOWOWプライム・WOWOWライブ・WOWOWシネマの3ch構成で、契約するとすべて視聴可能になります。
料金プラン
月額視聴料 | 2,530円(込) |
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動画配信サービスに乗り換えるデメリット
- 録画ができなくなる。
- 独占放送やライブ放送が視聴できなくなる
スカパー!と全く同じ点になりますが、放送されているものですので録画が可能です。
WOWOWは比較的魅力的なライブ放送なども多いので、特に独占ライブなどが見れなくなっていいかは要確認です。
動画配信サービスに乗り換えるメリット
- 料金が安くなる
- 放送時間に合わせる必要がない、見たいときに見たい作品を見ることができる
WOWOWはスカパーに比べればch数が少ない分、料金は安めの設定です。
といっても、動画配信サービスは1000円前後のサービスが中心ですので、倍近い料金です。ですので動画配信サービスに乗り換えると単純に利用料金が安くなります。
また、オンデマンド方式ではないことから放送時間に合わせないとみることができません。
レンタルビデオからの乗り換え
レンタルビデオは現在TSUTAYAとGEOの二強の状態になっているといわれています。
ですが、店舗で借りる業態は減少傾向にあり、宅配サービス化されていることが多くなっています。また、店舗でのレンタルを行う場合は店舗によって料金が異なることがほとんどです(フランチャイズのため)。
相場的には旧作は7泊8日で100円前後で、新作だと1泊2日で500円前後のようです。
動画配信サービスへの乗り換えデメリットがほとんどない
動画配信サービスに切り替えた場合のデメリットはほとんどありません。
- 店舗で借りる場合は店舗に行く必要がなくなる
- 返却の必要がなくなる
- 在庫切れ(返却待ち)になることがなくなる
- 1本単位の課金のため、借りた分だけ課金される。最も安上がりのAmazonプライムビデオの年払いの場合、4本以上見れば元が取れる。
- ブルーレイがないとDVDになり、現在のテレビはほとんどフルHD画質以上なので、SD画質のDVDでは画質が非常に悪い
今もレンタルビデオを利用している、という方はさすがにそろそろネット配信のサービスに乗り換えるべきです。デメリットは何もありません。