U-NEXTでは親アカウント意外にも3つの子アカウントを1つの契約で作成することができます。
各アカウントは完全に独立しており、最大4人(台)で同時視聴が可能です。
便利な機能なので是非使ってほしいのですが、どこから作成するのかわからない方や、設定の変更をどうやってするのかわからないという方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、U-NEXT歴7年の私が作成方法や活用方法を解説します!ファミリーアカウントの操作や仕様に関して完全網羅しているので、知りたいところだけでも見ていってくださいね!
本ページの情報は2025年8月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXT公式サイトにてご確認ください。
U-NEXTのファミリーアカウントとは?最大4人で使える!

U-NEXTは契約直後は親アカウントだけ利用する状態になっています。
しかし、子アカウントを無料で作成できるようになっており、3つまで子アカウントを作成することができます。
親アカウント1つと子アカウント3つの合計4アカウントで同時視聴ができる神機能です。
U-NEXTのファミリーアカウントのメリット・他社との違い
1契約で4人(台)まで同時視聴できるサービスはU-NEXTだけではありません。他のサービスとも比較してみましょう。
サービス名 | 料金 | 見放題数 | 無料期間 |
---|---|---|---|
U-NEXT | 2,189円 | 2,189円 | 31日 |
DMM TV | 550円 | 約19万本 | 14日 |
Hulu | 1,026円 | 約14万本 | なし |
Disney+ | 非公開 | なし | |
Lemino | 990円 | 約18万本 | 31日 |
Netflix | 2,290円 | 非公開 | なし |
総額料金はU-NEXTはやや高いものの、無料期間や見放題になる動画数で言えばU-NEXTの圧勝となっています。
動画配信サービスを選ぶ基準で最も重要なのは見たい動画があるかどうかなので、そういう意味でU-NEXTを選ぶと間違いがないですね。
ログイン画面から完全に分離されており、子アカウント同士で視聴履歴は見られない

U-NEXTのファミリーアカウント機能が他社と異なっている点は、ログイン画面から完全に分かれている点です。
他者サービスでは、まず親アカウントでログイン後、アカウントの切り替えを行う必要があります。
つまり、アカウントというより、視聴プロフィール機能という性格が強くなっています。
この問題点は、親アカウント(プロフィール)で視聴したものはすべての子アカウントから見れてしまう点。視聴履歴が家族にバレバレになってしまうんですね。
ログイン画面から分離されているU-NEXTなら子アカウント同士で視聴履歴を確認することはできません(ただし、後述しますが、親アカウントからは見ようと思えば見ることができます)。
マイリストもアカウントごとに独立
これは他社サービスでもそうなっているので差がつくわけではありませんが、もちろんU-NEXTでもマイリスト(お気に入り)はアカウントごとに独立しています。
最大4台分まで同時視聴が可能
前述のとおり、親アカウントと子アカウント3つまで同時視聴が可能です。
核家族化が進む現在、子供は2人も居ないというご家庭も多いかと思います。
そういった際はリビングのテレビやタブレットに子アカウントを一つ割り当てる、といった使い方をすれば、家族みんなで映画を見る時などに各自の視聴履歴を覗かれずに済みます。
子アカウントに購入制限をかけられる

U-NEXTでは子アカウントごとに以下の制限を加えることができます。
- ポイントを利用可能にするかどうか
- レンタル作品や書籍などを購入できるようにするかどうか
例えば、父親が契約して、母親には購入の権限を付与し、子にはポイントの使用のみを許可する、といった使い方が可能です。
うっかり子供が悪気なくレンタル作品を見まくって莫大な額を請求されてしまった!ということを防ぐことができます。
子アカウントにペアレンタルロックをかけられる

子アカウントには、R18+以上のR指定作品が自動的に非表示になります。解除することはできません。
親アカウントは、契約者が未成年の場合は自動的にペアレンタルロックが適用されます。
また、親アカウントに限り設定により、ペアレンタルロックをかけるかどうかを設定することができます。
ただ、親アカウントを子供に渡す機会はそれほど多くはないと思いますし、仮に設定したとしても自分で解除もできてしまうことからあまり有効な設定ではないかもしれません。
ポイントの共有ができる

ファミリーアカウント機能はポイントが共有されます。
逆に、個別のアカウントごとにポイントをためることはできません。
ポイントは契約単位で付与されますが、使用は子アカウントからも可能です。ただし、子アカウントの設定でポイントの使用を許可されている場合のみです。
支払い自体を許可することもできますが、子供に渡すアカウントに自由に購入を許可する設定にしておくことはあまりおすすめではありません。
ポイントの使用のみを許可し、その範囲で使えるようにしておくとよいでしょう。
U-NEXTのファミリーアカウントのできないこと
他社のマルチプロフィール機能と異なり、U-NEXTのファミリーアカウント機能は独立性が高いのが特徴です。
もちろん、ファミリーアカウント機能でも「できないこと」はあります。
同一作品の同時視聴はできない

完全に同一の作品を、複数のアカウントで視聴することはできません。
同じ作品であれば家族で仲良く見てね、ということですね。
他には、NHKまるごと見放題パックの作品やサッカーパックの作品は別々の作品であっても同時視聴はできません。
子アカウントから設定の変更ができない
子アカウントからアカウント自体の権限を設定することはできません。
- ペアレンタルロックの解除
- 支払いの設定を変更
といったアカウントの設定は子アカウントからは変更ができなくなっています。一方で、
- メールアドレス
- ログインのID
- パスワード
は子アカウントからも変更可能です。ただし、本人確認として登録されているメールアドレスに設定変更用のURLが送られてきますので、そこからの変更となります。
どのアカウントで購入したものでも共有できる

ファミリーアカウント機能では、どのアカウントで購入やレンタルした作品でも楽しむことができます。
例えば動画をレンタルすれば、他の見放題の作品と同様に再生ボタンを押せば購入の画面が再表示されることなく視聴できます。
同様に、漫画や電子書籍についても購入してあれば子アカウントでも見ることができます。
友達や同居していない家族にアカウントを割り当てるのは規約違反
ファミリーアカウント機能は同居家族が利用することが前提の機能です。
余っているアカウントを友人にあげたり、同居していない家族に割り当てると規約違反になってしいまいます。
実際に制裁を受けたという例は聞いたことがありませんが、発覚すると、アカウントが停止される可能性があるので気を付けましょう。
U-NEXTのファミリーアカウントの注意点・デメリット
U-NEXTのファミリーアカウント機能を利用する上で注意すべき点やデメリットについてまとめます。
親アカウントからは子アカウントに切り替えできる
最も注意が必要なことは、親アカウントからは子アカウントに簡単に切り替えが可能という点です。
反対に子アカウントから親アカウントへの切り替えは4桁のセキュリティコードが必要です。
アカウントを切り替えれば当然マイリストや視聴履歴を見ることもできますので、親アカウントの所有者にはみられる可能性があるということを把握しておきましょう。
作品を購入しても親アカウントにしか通知されない
ファミリーアカウント内では購入したレンタル作品や電子書籍が共有されると説明しましたが、注意点としては購入したことは親アカウントにしか通知されません。
子アカウントは他のアカウントが何を購入しているのか通知が一切なく、確認する方法もないので注意が必要です。
もし、購入したことを伝えたければ口頭やLINEなどほかの手段を使って連絡が必要です。
U-NEXTのファミリーアカウントの登録方法
ファミリーアカウントに関する基本的な機能を紹介しました。
ファミリーアカウントは、親アカウントから直接追加する方法と、招待する方法の2種類があります。
招待する場合

招待はLINEまたはメールで行います。
上記のような感じでLINEまたはメールで招待し、招待された人がパスワードを設定します。
親アカウントから直接追加する場合

パソコンの場合は直接追加が可能です。
- ファミリーアカウント一覧から<追加>を選択
- メールアドレス・パスワード・購入制限の入力をして<追加>ボタンを押します。
- 追加したアカウントのメールアドレスとパスワードを利用する家族に伝えてください。
親アカウントで追加すると、子アカウントの操作なしで追加が完結します。
U-NEXTのファミリーアカウントを削除する方法
ファミリーアカウントの削除はアプリではできません。ブラウザから行います。



結構あっさり削除できてしまうので注意してください。
親アカウントに年齢制限を行う方法
実際に使用する機会があるのかどうかは疑問ですが、下記のように設定します。
この機能は子アカウントにペアレンタルロックをするのではなく、親アカウント自体をペアレンタルロックする機能です。子アカウントは自動的にペアレンタルロック状態であり、解除はできません。



U-NEXTのファミリーアカウントの切り替え方法
ファミリーアカウントの切り替えはブラウザでのみ行えます(アプリはできません)


メインアカウントに切り替える際はセキュリティコードが要求されます。
U-NEXTのファミリーアカウントでよくある質問
U-NEXTのファミリーアカウント機能の詳細と、操作方法を解説してきました。
最後に、ファミリーアカウント機能についてよくある質問について回答します。
ファミリーアカウントが作成できない
以下のようなケースではファミリーアカウントを作成できない場合があります。
- 過去に登録していたメールアドレスが使えないため作成できない場合
- 既に子アカウントを3つ作成している場合
- U-NEXT側のシステム障害
「このメールアドレスは使用できません」と表示される場合は、既に他にアカウントが作られて残っている状態です。
そのメールアドレスに割り当てられたアカウントでログインし、アカウントの削除を行うと登録可能になります。
また、既に3つアカウントを作っていてさらにアカウントが必要な場合は、選択肢としては作成済みのアカウントの一つを削除するか、もう1契約するかのどちらかになります。
システム障害が原因でアカウントを作成できないというのは基本的にはないと考えてください。私は7年ほどU-NEXTを使っていますが、長時間にわたって障害が発生して利用できなかったのは1度もないです(1回だけ、重くなったことはあったと記憶していますが、完全に使えない状態になったことはなかったです)。
どうしても気になる場合はサポートに問い合わせをしてみてください。
作成したアカウントにログインできません
作成済みのアカウントでログインできない場合は以下のようなケースです。
- メールアドレスではなくログインIDでログインする設定にしていて、ログインIDが間違っている
- シンプルにログインIDやパスワードを間違っている
- ブラウザのキャッシュなどの問題
- ネットワークが重い場合
上記の通りです。おそらく、1つ目か2つ目の問題であることがほとんどです。
初期設定ではメールアドレスでログインすることになっていますが、長いメールアドレスを入力するのは大変だからとメールアドレスではないログインIDを作ったものの、それを忘れてしまった、といったケースはありがちかなと思います。
ログインID・パスワードの間違いでログインできない場合の対処法としては、リマインダーを使ってログインするか、親アカウントに頼んでアカウント自体を一度削除し再作成してもらうかです。
無料期間中でも作成・追加できますか?
U-NEXTは月額プランの利用を申し込むと、最大31日の無料期間がもらえます。
この期間中でも、各種機能はフルに使うことができます。
試用期間中に子アカウントも作成し、自分だけでなく、家族全体でどの程度利用したか、課金して継続したいか家族会議で決めるなどしましょう。
親アカウントを解約すると子アカウントもなくなりますか?
U-NEXTには、アカウントの削除と月額プランの解約の2種類があります。
親アカウントが月額プランを解約すると、動画の視聴や漫画の購入といった月額プランで利用できるサービスについては自動的に一緒に解約する形になります。
ただし、解約時にポイントが残っている場合は有効期限内であれば利用することが可能です。
また、子アカウントについても「U-NEXTアカウント」の一つですので、アカウント自体は残ります。アカウント自体も削除したい場合は個別に解除をしましょう。
まとめ:U-NEXTのファミリーアカウントをフル活用しよう!
U-NEXTのファミリーアカウントについて解説してきました。
U-NEXTは月額2,189円ですが、4人まで利用することができます。一人当たりにすると、550円以下となります。
550円で約35万本が見放題になるサービスは他にはありませんので、非常にコスパが高いサービスです。
一人で使うよりもお得ですので、ファミリーアカウント機能をフル活用してお得に楽しみましょう!
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